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「梅雨だる」解消!!この時期に食べたいレシピ


「梅雨だる」解消!!この時期に食べたいレシピ

梅雨の季節は雨ばかりで、なんとなくやる気が出ない、体がだるいと調子が上がらないことも多くなります。

すっきりしない天気は体にも心にも影響を与えます。


梅雨を乗り切るポイントをご紹介します。


目次


梅雨の不調とは
梅雨の不調とは

梅雨の時期は気温や湿度が高く、気圧の変動が多い季節です。

また、真夏の様な気温の日がある一方、翌日には雨で涼しい日になるなど、近年は気温差が多いこともこの時期の特徴です。

こうした気圧や気温差が続くと、身体にとってはストレスとなります。このストレスが自律神経を乱す原因となります。


ストレスが長く続くと、特に交感神経が優位な状態が続き、血流が悪くなります。

血流が悪くなることで、全身の組織や臓器に酸素と栄養が行き渡りづらくなり、肩こりや冷え症、倦怠感、頭痛などの不調を起こしやすくなります。


 

梅雨を乗り切るためのポイント

梅雨を乗り切るためのポイント

梅雨を乗り切るためには、自律神経のバランスを整えることが重要です。


自律神経を整えるためには、適度な運動や食事、良質な睡眠を取ることが重要です。今回は栄養面について詳しく解説します。


~体の調子をバランスの良い食事で整える~

どの季節にも当てはまることですが、バランスの良い食事を心がけましょう。

食欲がないからといって、欠食や一つのものばかり食べるのは、逆に調子を崩してしまいます。

食卓に主食(ごはん)・主菜(肉や魚、卵)、副菜(野菜やキノコ、海藻)の3種をそろえるだけでも、バランスの取れた食事への第一歩となります。

1回で全てのバランスを取るのではなく、食べ過ぎたものや食べなかったものを次の日の食事で調節してあげて、一定期間で調節しようと考えるのが長続きのコツです。


~積極的に取り入れたい栄養素~

バランスの良い食事に積極的に取り入れると効果のある栄養素をご紹介します。


ビタミンB1:炭水化物を分解してエネルギーを生み出す作用を促す働きがあります。運動をする方や疲労回復が遅いと感じる人に特に着目してほしい栄養素です。


アリシン:にんにくやネギなどの香りの強い野菜に含まれている成分で、ビタミンB1の働きを助ける作用があります。加熱するより生の方が効果が高いとされていますが、生のままのにんにくは胃に負担を与えるので注意が必要です。


内蔵の機能を保つために必要であるたんぱく質も一緒にとることがおすすめです。

また、炭水化物とビタミンB1を十分に摂ることで、体を動かす源のエネルギーを作り出す働きがあります。


 

梅雨に食べたいおすすめレシピ

集中力を高める生活習慣とは

豚肉みそ漬けの山かけ丼(1人分)※レシピ監修者 BALENA

・豚肉80g

・おろしニンニク5g、赤味噌10g、みりん3g、砂糖2g、豆板醤1g

・玉ねぎ50g

・サラダ油3g

・山芋100g

・めんつゆ5g

・オクラ3本

・卵黄1個


お好みで

・ごま、海苔


<作り方>

①肉の漬け込み:調味料を混ぜ合わせ、肉に20分ほどつけておく

②玉ねぎは5mm幅のスライスにする

③オクラは1cm幅に刻んで、茹でておく

④山芋は皮をむいてすりおろし、麺つゆと混ぜる

⑤玉ねぎを軽く炒め、①の肉と一緒に炒める

⑥ご飯の上に盛り付け、卵黄とお好みでゴマや海苔をかける


★メニューのポイント

疲労回復に良いビタミンB1を豊富に含む豚肉と、その作用をより効果的にするにんにくを使ったメニュー。

元気の出るピリ辛の味付けで、ジメジメした空気も払拭。




梅雨時期に気を付けたいポイント(カビ

梅雨時期に気を付けたいポイント(カビ)


この時期に気を付けたいのが、食中毒です。

湿気が多いこの時期はカビも生えやすく、気温も高くなるので、食材が傷みやすくなります。買っておいた食パンがカビてる…なんてことにならないように気を付けましょう。


賞味期限が切れていなくても、保管方法によってはカビが生えてしまうこともありますので注意しましょう。開封後はすぐに冷凍すると良いでしょう。

冷蔵庫へ保管するのも良いですが、乾燥しやすいので、密閉してから冷蔵保管しましょう。


もしカビが生えていたら、食べてはいけません。加熱したら大丈夫と思いがちですが、そんなことはありません。食べる前によく確認しましょう。


 

まとめ


まとめ


悪天候が続き憂鬱な日が続くときこそ、意識的に血流を良くすることが大切です。今回は栄養・食事面から梅雨を乗り切るポイントをご紹介しました。


不調を来しやすい梅雨を乗り切り、夏を迎える準備をしましょう。


 

監修者:森下竜一

昭和62年大阪大学医学部卒業。米国スタンフォード大学循環器科研究員・客員講師、大阪大学助教授を経て、平成15年より大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学寄付講座教授(現職)。内閣府 健康・医療戦略室戦略参与、日本遺伝子細胞治療学会理事長、日本脳血管認知症学会理事長、日本抗加齢医学会副理事長、2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会総合プロデューサーなどを務める。新著に『新型コロナワクチンを打つ前に読む本』など。


レシピ監修者:管理栄養士 金子隼士

株式会社 NITTA JAPANが横浜市青葉区で運営する総合リハビリケア施設BALENAにて管理栄養士業務に従事。同施設の食事提供業務運営の他、栄養相談や講演会、メニュー開発やレシピ監修等の活動を行っている。また、地域活動に注力し、地域高齢者の健康管理に関するイベントの企画、運営に携わっている。


ライター:鍼灸師 黒井俊哉

大学院にて慢性頭痛の研究を学んだあと、一般企業に就職し、通所介護事業の新規立ち上げに従事。その後、「認知症の超早期発見と重症化予防プロジェクト」に従事し、認知機能の低下の早期発見について研究を行う。その成果を論文として執筆し、令和2年度日本早期認知症学会論文賞受賞。現在は、高齢者を中心に、介護予防に関する講演活動を実施している。


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